遅延損害金とは?

カードローンなどで借入をした場合、返済は期日までに行なうことが肝心です。このことは多くの方が理解していると思いますが、仕事など忙しい時期だとつい返済期限を忘れてしまった、という事態もあり得ます。

期限までに返済をしないと、遅延損害金を求められます

今回は、借入の返済が遅れると生じる遅延損害金について解説します。


遅延損害金とはどのようなもの?



借入を期限までに返済できなかった場合、遅延損害金が生じます。ここでは、この遅延損害金について紹介したいと思います。


遅延損害金について

遅延損害金とは、借りたお金を期日までに返済できない場合に支払う罰金のようなものです。借入金の返済期日は契約によって決まっているので、借主はそれを守る必要があります。

返済が遅れてしまった場合は、元の返済額に加えて遅延損害金を支払う必要があります。


いつから払う?

多くの貸金業者では、「もとの返済期限の翌日」から遅延損害金が発生します。返済が1日でも遅れると遅延損害金を支払うことになるので注意しましょう。

例えば、返済期日が4月1日だった場合、翌日の4月2日から遅延損害金を支払う必要があります。この日から、返済するまでの日数が延滞した日数となります。


以上、遅延損害金について紹介しました。では、遅延損害金が発生した場合、いくらぐらい支払うことになるのでしょうか?



遅延損害金は、いくら支払う?

遅延損害金は、人によって支払う額が異なります。ここでは、遅延損害金の利率や金額について確認しましょう。


遅延損害金の利率について

利息の上限を定めた利息制限法という法律では、遅延損害金の上限利率を借入金利の1.46倍までとしています。つまり、遅延損害金21.9~29.2%です。

しかし、貸金業法の改正により「貸金業者が受取れる利率の上限は20%まで」と定められたため、貸金業者の遅延損害金は20%までとなっています。


この点から多くの消費者金融では、遅延損害金の利率を20.0%と上限いっぱいに定めています。銀行カードローンの遅延損害金も、20%に近い金利が設定されています。


遅延損害金の金額を計算してみる

遅延損害金の計算式はこのようになっています。

借入残高×遅延損害金年率÷365日×延滞した日数=遅延損害金の金額


例として、借入残高が20万円、遅延損害金の年率が20.0%、遅延損害金の発生日から10日間が経過した場合の遅延損害金の額を計算してみましょう。

20万円×20%÷365日×10日間=1095円


上の例では遅延損害金が1095円という計算になります。借入残高が大きいほど遅延損害金は増え、遅延日数が増えるほど損害金も増えるという仕組みです。

上では、遅延損害金の計算方法について説明しましたが、いまいち自信がないという方もいると思います。

そんな方は、借入先のサポートセンターに電話すれば、実際に金額を計算してくれるので、直接問い合わせることをおすすめします。


以上、遅延損害金の額について見てきました。では、返済が遅れると遅延損害金を支払うだけで済むのでしょうか?以下ではこの点についてもう少し見ていきます。



返済が間に合わなかった場合どうなる?



返済が遅れると遅延損害金を払うだけでなく、他にも不利な点が出てきます。実際にどのような事が起きるのか紹介します。

貸金業者から催促の連絡が来る

ほとんどの貸金業者は、返済期日に入金がないと翌日には督促の電話連絡をします。

貸金業者はまず借主の携帯電話へ電話を掛けるはずですが、そこで何度も無視をすると、借主の職場へ電話を掛ける可能性があります。


このように催促の連絡が職場へ行く場合、貸金業者であることは名乗らないので周りにばれる心配はないでしょう。しかし、それでも借入の返済が遅れるようであれば、何度も貸金業者から電話が掛かってきます。

電話が頻繁に掛かってくると周りも不審に感じ、催促の電話であることがばれてしまう可能性があります。


自宅へ催促状が郵送される

借入の返済が遅れると、借主の自宅へ督促状が郵送されます。一目で消費者金融からの督促状と分かるような体裁ではないものの、借金があることを家族に知られる可能性もあります。


信用情報に延滞の記録が残る

返済が遅れると、信用情報機関に事故情報として記載されてしまいます。これがいわゆるブラックリスト入りです。ブラックリストに載ってしまうと、後に借入をするのが難しくなる可能性があります

具体的には、借入をしても利用限度額が制限されたり、利用限度額が増やせないことが挙げられます。また、住宅ローンなど高額なローンの審査に落ちやすくなります。


短期の滞納なら問題ありませんが、延滞が2~3か月以上になった場合は長期延滞として記録され、ほとんどの借入審査に通らなくなります。


以上、返済が間に合わなかった場合にどのようなことが行われるのか見てきました。では、返済が遅れそうだと感じたら、そのまま何もせず貸金業者の連絡を待つだけで良いのでしょうか?

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返済が遅れそうな時の対処は?

ここでは、借入の返済期限が過ぎる前にしておくべき対処について紹介します。

もし、何らかの事情で返済日に間に合わない場合は、貸金業者へ事前に連絡するようにしましょう。


連絡は直接担当者に会う方法もありますが、まずは電話で知らせて相談すると良いでしょう。もし返済できる見通しがあれば、「○日には必ず入金します」と伝えましょう。

返済できるか不安な場合、「○日までには」といった日付を指定すると逆効果になるので、遅れる理由を説明するのみに留めたほうが無難です。


このように貸金業者へ連絡をしても、遅延損害金を支払うことに変わりありません。しかし、借主から返済できる日を伝えておけば、催促の電話が掛かってくる心配もないでしょう。

それだけでなく、連絡を入れておけば貸金業者に与える印象も違います。今後の利用のことも考え、誠実な態度を示すように心がけましょう。


今回は、遅延損害金について紹介しました。借入の返済期限を守ることが大切ですが、何らかの事情により返済が遅れる可能性も出てきます。その際、余計な返済額を増やし後悔しないためにもすぐに返済できるようにしましょう。



<遅延損害金とは? まとめ>

  • 遅延損害金は、借入の返済が遅れた場合に支払う罰金のようなもの
  • 遅延損害金は、もとの返済期限日の翌日から発生する
  • 利息制限法により遅延損害金の上限金利は借入金利の1.46倍とされている
  • ただし、実際の遅延損害金は20%で設定されているケースがほとんど
  • 返済が遅れると貸金業者から催促の電話が入り、催促状が送られる
  • 返済が長く遅れると信用情報に記録され、新しく借入するのが難しくなる

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