アドオン金利とは

普段クレジットカードを利用していても、アドオン金利について知らない人は多いと思います。一般的によく目にする実質年率に対して、アドオン金利は聞き慣れない言葉です。

今回は、一般にはよく知られていないアドオン金利や実質年率との違いについて紹介します。


アドオン方式での返済例について

ここでは、アドオン金利や、アドオン金利を使った返済方法(アドオン方式)について解説します。

アドオン金利って?



アドオン金利とは、借入金を複数回にわたって返済する場合に、利息を毎回均等に支払っていく金利のことをいいます

アドオン金利は、クレジットカードのショッピング枠や自動車ローンで使われることがあります。アドオン方式での返済は、何回払いであっても毎回の利息は均一で変わらないと考えて下さい。

アドオン方式の計算式・返済例

以下では、アドオン方式を使った返済例を紹介します。

例:クレジットカードで3万円のカメラを購入
アドオン金利18%・5回払いで返済

〔計算式〕
毎回の利息金額 カメラ3万円×金利18%÷5回払い=1080円
毎回の返済額 (3万円÷5回払い)+1080円=7080円/回
返済総額 元金3万円+利息5400円=3万5400円

〔返済例〕



このようにアドオン方式での返済では、毎回の返済額(元金+利息)は1回目から5回目までまったく同じです

以上、アドオン金利や返済例などについて見てきました。計算が簡単で分かりやすいのがアドオン金利の特徴です。次に、キャッシングなどで使われることの多い実質年率について見ていきましょう。

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アドオン金利と実質年率の違いについて

上で見たアドオン金利ですが、消費者金融などでよく使われる実質年率との違いを見ていきたいと思います。まずは、実質年率について解説します。

実質年率とは

実質年率は、減っていく残高に対し金利を掛ける方法(残債方式)で計算します。この方法で利息計算した年利が実質年率です。

実質年率を使った場合、返済が進むにつれ利息の額も少なくなっていきます。

次に、上記のアドオン金利の計算式と返済例をもとに、実質年率ではどのように変化するか見ていきます。

実質年率の返済例

次に、上記のアドオン金利の計算式と返済例をもとに、実質年利ではどのように変化するかという例を見ていきます。

具体例:消費者金融で3万円を借入れ
実質年率18%・7回払いで返済

毎回の利息金額〔返済例〕



利息=借入残高×年率÷365日×借入日数 

というように計算をします。

このように比較してみると、同じ3万円の借入でも合計利息が3800円ほどの差が出ています。

表では同じ金利ですが、仮にアドオン金利が実質年率の金利より低かったとしても、支払う利息は大きくなる可能性があります。

利息に差が出る理由



なぜ支払う利息に差が出てしまうのでしょうか。

アドオン方式と実質年率方式で利息に差が出てしまうのは、返済方式の違いに理由があります。実はアドオン方式の場合、返済が進むにつれて元金が減っていくにも関わらず、支払うべき利息の金額は最初から最後まで変わりません。

一方、実質年率方式の場合は元金残額に対する利息を計算しているため、返済が進むにつれて次第に利息も減っていくのです。

アドオン(add-on)の言葉には「上乗せする」という意味があり、借入金の残高ではなく元金自体に金利を上乗せする形で利息を計算する方式になっています。

商品を購入する場合でも「3万円の商品で金利が18%だから利息は5400円」というように計算しやすくなっています。しかし、実際には返済回数が進んでいっても借入金の元金は減っていないものとして計算されます。

アドオン方式の問題点

一見した時点で「アドオン方式では金利が低い」という印象を受けるのは、アドオン金利が表面的な金利であって実質的な金利ではないからです。

こういった性質から、金利の数字だけでは判断しにくい問題も発生しています。そのため、現在ではアドオン方式だけではなく、実質年率方式も併せて表記することが義務づけられています

今回は、アドオン金利について見てきました。アドオン金利の知識があれば、何も知らずに借入をして余分に返済額を払ってしまった、ということも防げるでしょう。


<アドオン金利とは まとめ>

  • アドオン金利とは、利息を毎回均等に支払っていく金利のことである
  • 計算が簡単で分かりやすいところが、アドオン金利の特徴である
  • アドオン金利の方が実質年率の金利より低くても、支払う利息が大きくなる場合がある
  • アドオン金利は元金が減っても支払う利息の金額は最初から最後まで変わらない
  • 実質年率方式は返済が進むにつれて次第に利息も減っていく
  • 現在はアドオン金利と共に実質年率も表記することが義務付けられている

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