【要注意!】銀行のキャッシングが即日不可になった!

カードローンの利用を検討している人の中には、「できれば申し込み当日にお金を借りたい」と考える人が多いはずです。

カードローンの申し込み当日にお金を借りることは、一般的に「即日キャッシング」「即日融資」と呼ばれます。


すぐにお金を借りたい人は、即日キャッシングでカードローンを利用したがります。

ところが2018年1月以降、銀行カードローンは即日融資(=いわゆる即日キャッシング)が不可になりました

ここでは、その背景や今後の即日キャッシングの注意点について見ていきます。


銀行で即日キャッシングができなくなった!?



2018年1月から銀行カードローンでは即日キャッシングを利用できなくなりました。

ここでは、なぜ銀行が申し込み当日の融資を行わなくなったのかを見ていきます。

2018年から銀行は即日キャッシング対応不可に!

銀行カードローンでは、これまで行ってきた申し込み当日の審査を、2018年1月から行わないことに決めました。

そのきっかけになったのが、2013年9月に某週刊誌で報じられた、ある事件です。


週刊誌の記事によって、某メガバンクが暴力団関係者に融資を行った事実が明るみになりました

もちろんこれは、暴力団相手と知っていて融資を行ったものではありません。


「お客様にできるだけ早く融資できるように」と審査を急いだことで、申込者が暴力団関係者であるかどうかのチェックが甘くなってしまい、結果として融資をしてしまったのです。

実際に審査を担当したのは銀行と提携している信販会社でした 。


しかし、実際に暴力団関係者にお金を貸したのは先でも書いたメガバンクであったため、この銀行は世間から強い非難を浴びることとなり、信用を失いました。

この苦い経験を踏まえ銀行業界では、今まで以上に慎重に審査を行う方針を固めました。

<外部の関連サイト>:みずほ銀行暴力団融資事件-wiki

警察庁のデータベース照会により、暴力団員への融資しない体制へ

上記の事件を受け、銀行が導入を決定したのが「警察庁のデータベース照会」です。


某メガバンクが暴力団関係者に融資を行ってしまった後、銀行業界では反社会的勢力(暴力団関係者など)をチェックする体制を強化しました。

それまで全国銀行協会に加盟している銀行しかチェックできなかった反社会的勢力のデータベース(=反社データベース)を、銀行以外の金融業界団体とも共有する体制に変えました。


これにより、日本クレジット協会など8つの金融業界団体が、より反社会的勢力のチェックを行いやすくなりました。

とはいえ銀行が持っている反社データベースも、やはり警察の持つデータ量には及びません。


そのことから、銀行では融資審査の際に、警察庁の持つ反社データベース照会も行うことで、さらに審査の精度を上げることを狙ったのです。

警察庁のデータベースを照会することで、反社会的勢力への融資の可能性は限りなく減らすことができます。

良いことづくめに思える対策でしたが、銀行側にとっても大きなデメリットがありました。

審査の長期化、即日キャッシングが不可能に!

一番の問題は、データベース照会による審査の長期化です。

銀行は申し込み者のデータを、預金保険機構を通じて、警察庁のデータベースへ照会をかけます。


この回答が来るのに掛かる時間は、短くても翌営業日、長い場合だと2週間ほどかかります。


これでは、すべてが順調に進んだとしても、銀行融資に最低でも2日以上はかかることになります。

これが、銀行カードローンで即日キャッシングができなくなった理由です。なお、このデータベース照会は2018年1月に導入されます。

<外部の関連サイト>:【新聞の盲点】警察庁反社データベース接続問題(きんざいデジマガ)

消費者金融は今後も即日キャッシングに対応可能

ここまで読んで、「今後、まったく即日キャッシングが利用できないと困る」と感じた方もいるのではないでしょうか?

しかし、上でも書いたとおり、今後の即日融資が行えないのは銀行カードローンだけの話です。


消費者金融カードローンに関しては、今後もこれまでと変わらないスピードで審査・融資が行われます

急いでお金を借りたい場合は、消費者金融カードローンに申し込みをするとよいでしょう。

<関連記事>:土日祝日の即日キャッシングにおすすめの会社は?


今後、銀行での借入れはどうなる?



ここまで、2018年1月以降、銀行では即日キャッシングの利用ができない理由を見てきました。

ここでは、今後の銀行カードローンの審査・融資にどのような変化があるかを見ていきます。

データ照会の対象は銀行カードローン・住宅ローン

先で書いた警視庁のデータベース照会が行われるのは、カードローンだけではありません。

2018年1月以降、反社データベースの照会対象となるのは「銀行の個人向けローン全般」なので、カードローンの他、住宅ローンなどもその対象となります。(ただし、教育ローンなど一部ローンは対象外となります)

審査が最大で2週間ほどかかる場合も

警視庁の反社データベース照会には時間がかかることを先でも書きましたが、これには理由があります。

まず、単純に申込者が多数いて混み合っていれば、それだけ照会にも時間がかかることは誰でも想像がつくと思いますが、長く時間がかかる原因はこれだけではありません。


例えば、申込者の氏名などが偶然にも“反社会的勢力の構成員”としてデータベースに載っている人物と同じ場合など、疑わしい要素があればさらに慎重に調査を進めることとなります。

このような状況の場合は、警視庁のデータベース照会に半月ほどかかってもおかしくありません。

今までより審査が厳しくなる

また、2018年以降、銀行カードローンに起こる変化として、「2017年までと比較して審査が厳しくなる」ことが挙げられます。

その理由としては、銀行カードローンからの過剰な借入れ(=借りすぎ)によって返済不能に陥る人が増加していることが挙げられます。


これまで、消費者金融には借入金額に応じた規制(=総量規制)があっても、銀行には明確な規制が設けられていませんでした。

これが利用者の「借りすぎ」の一因であるとの批判を受け、50万円を超える借り入れでは収入証明書の提出が必要など、自主的に審査強化に努め始めています


加えて、これまで比較的審査が甘いとされてきた一部の銀行カードローンでも、融資残高を抑える目的で、審査を一層厳しくすることが予想されます。

もしそうなった場合、審査と借り入れの両面で銀行カードローンの利用は今まで以上に厳しくなるでしょう。

<外部の関連サイト>:・全銀協:カードローンの自主規制強化へ 過剰融資問題で – 毎日新聞

家族からの依頼で融資を差し止めることも可能に

2017年までは、カードローンの利用を本人以外の申し立てで止めることはできませんでした。

しかし、2018年1月以降は、利用者の家族からの申請で今後の融資をストップすることが可能になりました。


これも「借りすぎ」への対策で、この方法を通して多重債務や返済不能に陥る人を減らすことが銀行の狙いです。

<関連記事>:家族にバレずに内緒で即日キャッシングするには?



収入証明を出さずにキャッシングできる金額、銀行が審査強化



先ほど書いた通り、銀行カードローンの融資審査を強化する流れはすでに始まっています。

ここでは、“収入証明を出さずに借りられる金額”に関し、大手銀行カードローンの変更を簡単に見ていきます。

三井住友銀行

これまでは収入証明を提出しない場合、融資上限額は300万円までとしていた。

現在は「収入証明を提出しない場合の融資限度額は50万円まで」と決まりを変更している。

みずほ銀行

これまでは収入証明を提出しない場合、融資上限額は200万円までとしていた。

現在は「収入証明を提出しない場合の融資限度額は50万円まで」と決まりを変更している。

三菱UFJ銀行

これまでは収入証明を提出しない場合、融資上限額は200万円までとしていた。

現在は「収入証明を提出しない場合の融資限度額は50万円まで」と決まりを変更している。

全国銀行協会に加盟する銀行の融資残高を公表

上記の大手銀行の例を見ても分かるように、銀行カードローンは過剰融資の問題解決を現時点では最優先にしています。

その一環として、2017年10月より、全国銀行協会に加盟する全銀行の貸出金がそれぞれいくらあるかを毎月末に集計し公表するようにしました。


このように、協会に加盟する各行の融資残高を公にすることで、経営の健全化をしようという試みです。

<外部の関連サイト>:全国銀行協会 預金貸出金速報など


今後のキャッシング、消費者金融 vs 銀行カードローン



ここまで見てきて、「即日キャッシングが利用できないなら、もう銀行カードローンを利用する意味がない」と感じた方もいるかもしれませんね。

しかし、銀行カードローンにも、消費者金融カードローンにも、それぞれ良い部分・悪い部分があるので、そこに注目してどちらを利用するか決めるとよいでしょう。

ここでは、銀行と消費者金融のそれぞれの長所・短所を見ていきます。

即日キャッシングなら消費者金融の一択

2018年1月以降、即日で審査を行ってもらえる場所は消費者金融しかなくなります。

そのため、「どうしても申し込み当日にお金を借りたい」という場合は、消費者金融を利用する以外の選択肢はありません


銀行で即日の審査を受けられなくなった今、審査から融資までのスピードの早さは消費者金融だけの特権と言える状態になりました。

しかし、下の表を見ても分かるように、消費者金融は銀行カードローンに比べると金利が高いというデメリットがあります。

名称 金利
消費者金融 アコム 3.0~18.0%
プロミス 4.5~17.8%
アイフル 4.5~18.0%
銀行 三井住友 4.0~14.5%
みずほ 2.0~14.0%
東京三菱UFJ 1.8~14.6%

低金利なら銀行カードローン、ただし審査に時間かかる

銀行カードローンは、消費者金融のカードローンよりも金利が低い点が魅力です。

ただし、先でも書いたとおり、今後はこれまで以上に審査が厳格化するため、今までであれば審査に通れたような人まで審査落ちする可能性があります。


さらに警視庁のデータベースを照会するために、審査に半月ほどかかってしまうケースもあります。

消費者金融に比べると審査に何倍もの日数がかかるので、急いでいる人には不向きです。

どちらにしてもメリットとデメリットがあるので、よく検討して、自分が納得できる方へ申し込みするとよいでしょう。


この記事のまとめ

  • 2018年1月以降、銀行では即日審査が受けられない
  • 理由は、警視庁の反社データベースを照会するのに何日もかかるから
  • カードローン、住宅ローンなど「銀行の個人向けローン全般」がその対象(一部例外あり)
  • 銀行カードローンは、今後さらに審査が厳しくなると予想される・家族からの申し立てがあった場合、本人が銀行カードローンのキャッシングをできないようにできる
  • 即日キャッシング希望なら消費者金融、金利の低さ重視なら銀行を選ぶとよい

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